
サッカー日本代表戦を見ていると、
なんとなく盛り上がれる。
ゴールが決まれば叫ぶ。
ピンチになれば祈る。
それだけでも十分楽しいスポーツです。
しかし。
見ているうちに、だんだん疑問が湧いてきます。
「今なんで笛が鳴った?」
「VARって何を見てるの?」
「アディショナルタイム長すぎない?」
「オフサイドだけは何年経っても分からない」
今回は、サッカー観戦初心者が試合中によく思う疑問を5つに絞って、できるだけ分かりやすく解説します。
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① オフサイドって結局何?
たぶん初心者最大の壁です。
私も最初はそうでした。
正直、
サッカーを見始めた人の9割くらいは
「なんか前にいたらダメなんでしょ?」
という理解からスタートします。
実はだいたい合っています。
超ざっくり言うと、
ゴール前で待ち伏せするのを防ぐルールです。
もしオフサイドがなかったら、
相手ゴール前にずっと1人立たせておいて、
ロングパスを蹴るだけのスポーツになります。
それだとサッカーというより待ち合わせです。
そのため、
パスが出た瞬間に相手の守備選手より前にいるとオフサイドになる場合があります。
細かい例外はありますが、
初心者のうちは
「待ち伏せ禁止ルール」
と思っておけば十分です。
Q. オフサイドなのに、なんですぐ旗を上げないの?
サッカーを見ていると、
「今オフサイドだったでしょ!」
と思うのに、副審がなかなか旗を上げないことがあります。
実はこれ、VAR導入後のルール運用によるものです。
微妙な判定の場合は、すぐにプレーを止めず、まず攻撃を続けさせます。
もし先に旗を上げてしまうと、実はオンサイドだった場合でもチャンスが消えてしまうからです。
そのため最近は、
ゴールが決まる
↓
VARで確認
↓
オフサイドでした
という流れも珍しくありません。
初心者からすると、
「だったら最初から止めてよ!」
と思いますが、これはゴールの可能性を残すための工夫です。
ちなみにテレビで見ると明らかにオフサイドに見えても、リプレイでは数センチ差でオンサイドということもあります。
サッカー観戦に慣れてくると、
「旗が上がらない=まだ分からない」
と思えるようになります。
② VARって何をしているの?
VARは、Video Assistant Referee(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の略です。
簡単に言うと、ビデオ判定担当の審判です。
ゴールが決まった後に、なかなか試合が再開しないことがありますよね。
あの時間、VARが映像を確認しています。
主に確認するのは以下のような場面です。
- ゴールが正しかったか
- PKの判定が正しかったか
- 一発退場レベルの反則があったか
- 選手を間違えて警告していないか
昔は、
「今の絶対オフサイドだっただろ!」
「ゴールライン割ってただろ!」
などで終わっていました。
今は映像で確認できるため、判定の精度がかなり上がっています。
確認時間が長いと全国のサポーターがソワソワします。
③ アディショナルタイムはなぜ長くなったの?
昔は「ロスタイム」と呼ばれていました。
最近は5分、7分、時には10分以上になることもあり、
「え、まだ終わらないの?」
と思った人も多いはずです。
まずサッカーは、
- 前半45分
- ハーフタイム15分
- 後半45分
の合計90分で行われます。
ただし試合中は時計を止めません。
選手交代やケガの治療、VARの確認などで使った時間はそのまま失われていきます。
そこで主審が、
「試合が止まっていた分を最後に足しますね」
と追加するのがアディショナルタイムです。
最近はFIFAやIFABの方針で、この失われた時間を以前より正確に加算するようになりました。
そのため昔より長くなったように感じるのです。
実際、2022年のワールドカップではアディショナルタイムが7分、10分を超える試合も続出。
日本代表の試合を解説していた本田圭佑さんも、
「7分 Σ(゚Д゚)!?」
と驚いた様子を見せて話題になりました。
今では7分程度なら珍しくなくなっています。
ちなみにサッカーでは、
90分を過ぎても試合が終わったとは限りません。
むしろ一番ドラマが起きやすい時間帯です。
「もう勝ったな」
と思ってテレビを消した瞬間にゴールが決まるのも、サッカーあるあるです。
④ なぜ引き分けがあるの?
他のスポーツだと勝敗がつくことが多いので、
初心者は意外と不思議に思います。
リーグ戦では引き分けがあります。
90分終了時点で同点ならそのまま終了です。
一方、ワールドカップの決勝トーナメントなど、
勝者を決める必要がある試合では延長戦やPK戦が行われます。
つまり、試合によってルールが違います。
ちなみにPK戦になると、
サッカーに詳しくない人でも急に真剣になります。
あれは全人類が緊張します。
⑤ サポーターはなぜずっと歌っているの?
初めてスタジアムへ行くと驚きます。
試合前から歌っている。
試合中も歌っている。
ハーフタイムでも歌っている。
体力どうなってるの?
と思います。
これは応援文化の一つです。
サッカーでは「チャント」と呼ばれる応援歌があり、
サポーターが声を合わせて選手を後押しします。
実際にスタジアムへ行くと、
テレビでは分からない迫力があります。
気づけば自分も手拍子しています。
さらに気づくとユニフォームを買っています。
そして次の試合のチケットを探しています。
サッカー沼の入口です。
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まとめ
サッカー観戦初心者が試合中によく思う疑問をまとめると、
- オフサイド=待ち伏せ禁止ルール
- VAR=映像で判定を確認する仕組み
- アディショナルタイム=止まった時間の追加
- 引き分けは試合形式によってあり・なしがある
- サポーターの歌は応援文化
こんな感じです。
サッカーはルールを全部知らなくても楽しめます。
むしろ、
「今なんでそうなった?」
と疑問を持ちながら見るくらいが一番面白いかもしれません。
私も最初はオフサイドが全然分かりませんでした。
今でも微妙な判定になると、
テレビのリプレーを見ながら
「なるほど、分からん」
となることがあります。
それでも楽しめるのがサッカーです。
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